2022年08月06日

ハチロクの広島


 中森です。

 今朝テレビをつけたらNHKがドラマをやっていた。朝NHKを見るなんてほとんどないのに、気が付いたら8時より広島の平和祈念式典に切り替わり会場の様子が映し出された。これを観ろという天の声なのだろう。今年のハチロクの広島は何曜日なのだろうかと8月に入った今週の月曜日にふと思ったことを思い出した。

 「今日は土曜日か」と思う。8時15分原爆が投下された時間が来た。一分間の黙とうが捧げられる。僕も黙とうをする。鐘が鳴り響く。松井広島市長の平和宣言の後、鳩が放たれ子供代表が平和への誓いを団所二人の小学生が言う。そのあと岸田総理大臣と湯崎広島県知事、そしてグテーレス国連事務総長が挨拶した。
 
 ウクライナや世界各地でこれまで戦争が行われている中、核を使用しないでいるのは、この平和祈念式典が行われているからなのだと式典を見て思ったのである。何よりも核の惨劇を伝え続けている人たちが発する言葉が核を思いとどまらせているのだと、敬虔な気持ちにさせられた式典の厳粛さに感じたのである。
 

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 チェリストのヨーヨーマが2000年8月6日、野外で開かれていたコンサートに飛び入りでチェロを弾いたことを思い出した。

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 ドームに響く平和の調べ ヨーヨー・マさん飛び入り [00.08.07朝日新聞]

 中国系米国人の世界的チェロ奏者ヨーヨー・マさん(44)が6日夜、広島市の原爆ドーム沿いの元安川で、灯ろう流しに合わせて開かれた野外コンサートに飛び入りした。平和への願いを込めて、愛用のストラディバリウスでJ・S・バッハの無伴奏チェロ組曲第6番より「アルマンド」を奏でた。

 自らのコンサートのため広島入りし、この日は平和記念式にも参列。前日には広島平和記念資料館(原爆資料館)を見学した。核被害の悲惨さに「何度見ても心を揺さぶられる」といい、「音楽は過去と未来をつなぎ、過去の苦しみをいやしもできる。その“いやし”を表現したい」と飛び入りを決めた。

 午後7時30分、「人生の喜びや悲しみの場面、どちらにも似合う」と選んだバッハの曲が奏でられると、辺りは静まり返り、マさんがつむぎだす深い平和への音色に包まれた。

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 今日はそんなとこです。

 では



 中森慶滋
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2022年07月30日

夏の縁(えにし)


 中森です。

 コロナが猛威を振るっている。一昨日の石川県の「新型コロナウイルス感染症にかかる石川県医療調整本部会議」でも想定を超える患者の増加に対応するために緊迫した様子で議事が進行していった。

 オミクロンからケンタウロスへ変異は尽きずさらに感染力の強い亜種へと変化するとともに重症化度は下がり、それが日常へと取り込まれていくのだろうか。


 今朝の北國新聞の土曜小説は唯川恵さんの短編が掲載されていた。金沢出身の唯川さん。親戚の伯母さんが体調を崩したということを聞き金沢にお見舞いに帰ってくる。三年ぶりの帰省だそうだ。37歳になった琴子の母は琴子が幼少のころ父と離婚し、伯母さんを頼って金沢に戻ってきた。その時の思いが蘇る。

 「母の姉を頼りに故郷の金沢に戻ってきたのである。あの頃、母と父の諍いの声を何度も聞いた。布団に潜り込んでも、それは容赦なく耳に届いた。 土曜小説 「夏の縁」 唯川恵著」

 琴子の母は琴子が14歳の中学2年生の時に亡くなった。

 「琴子をひとり遺していくことに、母はどんなに苦悩しただろう。自分が母親になったからこそ痛いほどわかる。(略)母の死後、琴子は伯母家族に引き取られた。みな温かく迎え入れてくれたことに心から感謝している。しかし深い喪失感と孤独が激しく琴子を縛り付けていた。決して顔や態度には出さないように振る舞っていたが、あの時どれだけ追い詰められていたか、いま思い出しても胸が詰まる。土曜小説 「夏の縁」 唯川恵著」

 伯母さんの無事を確認してから彼女は母の墓地へお参りに野田山に行くことにする。墓地で不思議な光景を目にする。知らない女の人が立っていて、こういったのだ「これからあなたの頑張りの先には、必ず大切なものが待っていてくれる。だから投げやりにならないで。」

 それを聞いた琴子は顔を手で覆い泣いた。泣いたのはお葬式の時以来かもしれないと琴子は思う。あれはいったい誰なんだろうと琴子は思う。彼女は軽いめまいを覚えるのだが、目を開けたとき未来と過去の境界がわからない不思議な空間を感じる。母の墓前まで来たとき一人の女の子がいることに気が付く。女の子は泣いていた。

 「視線の先に、母の墓前に女の子がひとり座っているのが見えた。小さな背中が、頼りなげに震えている。琴子は胸を衝かれた。何もかもが解けていく。すべてがあの日と繋がっていく。琴子は女の子に近づいてゆく。掛ける言葉はもちろん知っている。「大丈夫よ」そして、少女が振り返るのを静かに待った。土曜小説 「夏の縁」 唯川恵著」

 僕も同じ経験をしている。どちらも時空を超えた自分という存在なのだ。これは僕にとっても現在進行形だ。少年時代母を亡くした僕に「大丈夫だよ」と慰めている自分を感じる時がある。また未来の自分がやってきて頑張れと励ましてくれていると思う時もあるのだ。

 「あっ同じだ」と今朝その小説を読んで思ったのである。

 今日はそんなとこです。



 では


 中森慶滋
 
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2022年07月23日

ある夏の日


 中森です。

 今朝も雨が降っている。梅雨に戻ったかのようで気持ちがいい。終業後今日も自転車で帰れると思うとうれしくなる。これは思いもよらない誤算だ。

 先日の祝日にジムに行って15.74kmを走った。もう少し走ろうと思ったのだが間違ってクールダウンモードを押してしまったらそのまま低速回転となってしまいあっけなく終わってしまった。

 ジムの湯船でのんびりとしてから家に帰った。ソファに横になりしばらくすると足の平に痛みを感じた。手でそれをもんでいたら痙攣し始めてきた。強烈な痛みに苦しんでいると、金沢の新盆にたまたま帰省していた医師の次男が足首を曲げて処置をしてくれた。しかしなかなか収まらない。息子は食塩水を作ってくれた。痙攣は電解質の不足によるもので熱中症と同じ機序で生じたのだという。そういえばジムの室内とはいえいつもよりは汗を多くかいたような気がする。しばらくすると右足のふくらはぎも痙攣しだした。これも強烈な痛みだ。薬剤師の長男が芍薬甘草湯を持ってきてくれる。食塩水を飲みもんどりうってしばらくしたら急速に収束に向かい出した。これからは夏の日には走るとき、水ではなくポカリスエットを飲むようにすることにする。それともう一つ、走る前に芍薬甘草湯を飲もうと思う。

 痙攣した右足はしばらく触ると痛みを感じたものの、昨日になってようやく筋肉が修復したようで痛みは和らいできた。能登のマラソンで両足の痙攣を経験しているので恐怖心はそれで感じることはなかったが人の体のコントロールの難しさを実感したのである。

 それにしても自転車通勤は楽しい。自転車で通勤することで自然を感じることの面白さを楽しんでいる。

 今週の木曜日は一日中土砂降りの雨が続いていた。18時ごろには雨が上がりそうな様子を気象庁の雨雲レーダーを映し出すサイトで確認した。それを17時過ぎに見つけたのだがほんとに晴れるか不安はあった。17.50ごろには雨が上がりだした。ところがレーダーでは18.10過ぎに若干の雲がかかりだすとの予報を示している。まあいいかと薬局を18時過ぎに出発する。自転車が切る風が心地よい。雨は全く降っていない。2qをすこしすぎた18.10ごろ雨が降り出してきた。すごい精度である。ウインドブレーカーが僕を守ってくれている。しかし雨も数分降るだけと読んでいたのでそれほど心配はしないし雨も本降りにはなっていない。自宅にもう少しでつきそうになったころ雨はやみ始めた。

 こんな体験を思いかけずできるなんてほんとに素敵なことだと、夏の一日を味わったのである。

 今日はそんなとこです。

 では


 中森慶滋
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2022年07月16日

木呂川自転車ロード


 中森です。

 金沢マラソンが今年も当選してしまった。そろそろ落選するものと当選を期待していなかっただけに意外な感じがした。これで三回続けて当選したので1/8の確立を潜り抜けたことになる。

 そこでマラソン対策という大げさなわけでもないのだが夏の暑い期間自宅からの約5kmの通勤を車で行くのではなく自転車で行ってはどうかとあるとき思った。夏の暑さで体力が付くのではないかと思うのだ。

 6月のある日、自転車を買った。とはいえ普通の通学用の自転車である。しかしギアもついていて変速もスムーズだし乗り心地も安定している。ずいぶん進化したものだと、子供のころの自転車と比べてみてそう思う。
 早速自転車屋さんから自宅まで走って帰ってくる約3kmだ。時間は1kmを5-6分かかった。これだと走るのはささほど時間の違いはないかと思う。信号待ちも多いのかもしれない。

 しかし風を切ってジョグとは違い苦しまなく走るのはとても気持ちがいい。ホントは薬局までの5kmを走ったほうが練習になるとは思うのだが、それだとお弁当や議資料も持って走るわけにはかないうえ、自転車でさえ薬局についたとたん汗が噴き出るのでしばらく仕事にはならないだろう。

 木呂川用水というのが薬局と自宅を結ぶように流れているのにあるとき気が付いた。グーグルマップで用水を見ていると用水に沿って道らしきものが平行に走っているのに気が付いた。グーグールアースに切り替え写真で見てみる。その道の入り口には自転車専用道路と書かれた看板が立っていた。なんて素敵な発見なのだろうと思う。大通りの歩道のガタンガタンと乗り越える微妙な段差に悩まされなくても自転車専用道路が僕を自宅と薬局とを導いてくれていたのだ。その時野々市市の愛情を感じ、評判通り素晴らしい市だと心よりそう思う。

 通学の自転車に乗った中学生たちとすれ違う、そんな久しく経験がなかった瞬間に朝のすがすがしさを体全体で感じるのだ。子供のころを思い出す。道路沿いの期に美しいピンクと青の色を付けた花が咲いていてその花がいくつか自転車道に落ちている。何の花なのだろう。

 神社の横を川越しに見ながら走る。新庄の氏神様なのだろう。心の中でお参りする。木呂川の水量は多く勢いよく流れているので水音に涼しさを感じる。時々ランナーとすれ違う。みんな目的はいろいろあるのだろと思うのだがそのそれぞれが目標をもって頑張っているのだとおもう。自分の人生は自分の意志で動かしていくのだという前向きな意思が僕に力を与えてくれる。自転車なんて遊びみたいのものなのだが、毎日10km走り汗をかくことで自動車で通勤するよりは、今自分はこの瞬間生きているのだという実感を感じるとともに心の奥底にこの時間は自分に必要だったんだと思いながら自転車で走っている。

 最初の一週間は午前中体のだるさを感じたものだったが、現在ではすっかりそれも慣れ新しい夏の日々を送るようになった、これを盆過ぎまで続けて、その後は走りこんでいこうと思う。

今日はそんなとこです


では


中森慶滋


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2022年07月09日

医師の懸命な努力

 
 中森です。

 いつも調剤室では12時になるとラジオをつけニュースを聞くのが習慣になっている。Webでも見るのだが、音声で聞くラジオに臨場感を感じるからなのかもしれない。
 昨日も11時50分頃ラジオをつけた。いつもは地域のイベントや天気予報を伝えている頃なのに、すでにニュースモードのアナウンサーの声が聞こえてきた。なんだか様子がおかしい。しばらく聞いていると安倍元首相が銃撃されたという。しかも心肺停止状態だという。重篤な状態という表現ではないのに不安を感じる。待合室にあるテレビを見に行く。奈良で演説をしている時に銃で撃たれたとアナウンサーは興奮した声で話している。

 しばらくするとLINEに次男の息子から「多分ドクヘリで奈良医大に搬送される」と書いてきた。出動要請の時点でドクヘリは飛び立っているという。息子は県立奈良医大を卒業し現在京都で救命救急医として勤務している。そのため奈良医大の状況も詳しい。医師の視点から「助かる可能性は1%ぐらい」とも書いてきた。しばらくしてから、心肺停止で50分経ってもまだドクヘリで医大に運ぼうとしていることに、ひょっとすると何かまだ生存の可能性があるのかもしれない。それともVIPだからか銃創だからかとLINEに届く。

 薬剤師である長男が輸血100単位は凄い量なのかと書いてきた。貧血では2単位、外傷で輸血が必要な時は10から20単位を輸血する。100単位は聞いたことが無いと次男。

 その時次男が思い当たったのだろう次のコメントを書いてきた。

 「昭恵夫人待ちなのかも」

 16.30過ぎに昭恵夫人が近鉄で大和八木駅に到着したとテレビはその様子を報道した。ヘリコプターが昭恵夫人を載せたシルバーの車を追っている。大和八木駅には息子が下宿を決めたアパートに見に行ったことがある。奈良医大は橿原神宮にも近いのでその日は橿原神宮まで行き参拝もした。三本足の八咫烏に導かれてこの地に来た初代天皇である神武天皇を祭っている橿原神宮は天皇家の聖地でもある。


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 今朝の新聞には時系列で事件の流れが報道されていた。
 16.55昭恵夫人、奈良医大病院に到着。17.03死亡を確認。

 世界中の新聞やテレビ動画を見てみるとすべてトップで安倍元首相の暗殺事件を報道していた。


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 今日はそんなとこです



 では

 中森慶滋
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2022年07月02日

不調のラン


 中森です。

 暑い日が続いている。地球は一体どうしたのだろうか。しかし毎年様々な変化があることが当たり前なのだろう。異常な事態を想定するのは、それが季節を感じるということであり、年を取り経験して行くということなのだろう。

 先週の金曜日ジムに行ったのだが食事前だったのでエネルギー不足と音楽の選曲間違えで調子が出なくて12kmで降りてしまった。音楽はバラードを中心としたもの大好きなエバーグリーンの名曲ばかりだったのだが、さすがにそれでは気が入らなくて調子が出ない。
 
 昨日はエネルギー切れが無いようにセブンのドーナツとカロリーの高いゼリーを飲んで走りだした。音楽の力は僕には必要で調子がどんどん上がっていく。ヴィバルディーの四季のプレスト、シューマンのピアノ協奏曲第三楽章、とおなじみの曲ばかりだがテンションは上がっていく。それからはトランス・レイプ系を流した。このリズムから来るエネルギーは相当なもので、体力の減少を十分補ってくれて気が付くと15.70km少し流して16.12kmでランニングマシンから降りた。12kmでフラフラになったときはもう走れないんじゃないかと思ったのだが、いつものように15km越えでちょっと安心した。

 今日はそんなとこです。

 では


 中森慶滋
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2022年06月25日

金沢マラソン2022


 中森です。

 そろそろかなって思っていたら昨日金沢マラソンの抽選結果が携帯のメールに届いた。そのメールでは結果が書かれていなくてRUNNETのサイトに飛ばなくてはいけない。なぜか「当選されて方へのお知らせ」や「落選された方へのお知らせ」「2022大会出場枠のご案内」などのURLの下の方に「金沢マラソン2022 抽選結果のお知らせ」のURLがあった。クリックする。RUNNETのIDとパスワードを聞いてくる。机を開け記録してあるメモ用紙を見ながら入力した。

 抽選結果が書かれていた「当選」これで三回連続当選ということになる。「やばい」と思う。なんでこんなつらいことを自らの意思で選択したのだろうと思う。しかし、気持ちの2/3は「やった」という感じがある。これからの4か月間の目標ができたからである。後半走れなくなった時どうメンタルを維持すればいいのだろうと不安もある。このつらさは僕レベルの人たちにしか実感できないのかもしれないが、ランナーみんなに共通する普遍性であるといえるかもしれない。前金沢市長の山野氏のFBによると山野氏は落選したそうだ。システムにより厳密に抽選を行っているという。

 昨夜さっそくジムに行き走った。胃の調子が悪く吐き気とむかつき感がする。トイレで吐くと内容物は出ず水分が大量出た。体がなんだか重たい。いつものように15kmぐらい走ろうと思ったのだが、結局10.5kmぐらいで気が折れて一度歩いて気を取り直し、12.11kmで終了した。Mp3の音楽の選曲も間違っていた。
これからどうなるのだろうか最後まで走れないことはわかっているので行けるところまで行き、あとは足をさすりながらつらないよう気を付けて完走したい。競技場の照明のポールが見えたとき、この嬉しさは人生の中でもほとんど感じない感情だ。それを目標にして走ろうか。


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 参議院の選挙が始まった。違和感を感じたのは趣味の項目である。「音楽鑑賞」と書く世代は今や限られ、若い世代にはその意味すら分からないのではないだろうか。かって音楽とはステレオセットのプレーヤーにレコードを乗せ針を落とす。その後はCDをセットしジャケットを見ながら流れてくる音楽をアーティストとともども評価する。それが音楽鑑賞ということなのだろうか。

 今やCDすらレガシーの遺物となりはて、音楽とは流れてきて空間を彩る存在であり、自らこの人の音楽を聴こうというベクトルはすでに消失している。僕の書斎ではSpotifyやネットラジオを流している。音楽は鑑賞するものではなくなって来ていて、神がモーゼに言ったように、「あってあるもの」なのだ。

 

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写真はWEBより


今日はそんなとこです。

では



中森慶滋
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2022年06月18日

メタバース

 
 中森です。
 
 メタバースがよくわからないので本を買ってみた。簡単なムック本も含め5-6冊を読んだのだがそれでもコアのところがよくわからない。AIがブームになったときもシンギュラリティーをキーワードに5Gによって加速すし世の中は変わっていくのだろうなと思ったのだが、現在メタバースの萌芽は感じるのだが急激な変化は今のところ起こっていない。「あつ森」みたいなものなのだろうか?

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 あらゆるテクノロジーの本質的な特徴は次の3つに絞られます。テクノロジーは@人間を拡張するものであること、Aいずれ人間を教育し始めること、最後にB手のひらから始まり、宇宙へと広がっていくことです。

「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」 佐藤航陽著

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 さらに佐藤氏は次のように書いている

「つまりメタバースというのは世界を創造するという「神の民主化」なのです」

(略)

 現実よりも魅力的なバーチャル・ディズニーランド

 このまま技術が発達していくと、現実世界よりも美しい仮想世界を人類が作り出す日が来るでしょう。仮想世界には制約は全くなく、延々といつまでも没入していられます。

「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」 佐藤航陽著

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 それは現実っぽく見えるけれど、この世には存在しない世界だと佐藤氏は言う。しかし現実っぽい世界が実はそれが現実なんだと理解されたときに世界は大きく変わるかもしれない。そして彼は次の三つを挙げている。

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@自律的であること
外部からの指示に従って生態系が回るのではなく、まるで集団そのものに意思があるかのように動くことができる。
A有機的であること
 生態系もそこに参加する各人が交流しながら、全体を形づくっていくものです。
B分散的であること
 分散的な生態系は、司令塔なんて必要ありません、指揮官がどこにもいなくても、全体が止まることなく動き続けます。
「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」 佐藤航陽著 抜粋

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 その結果彼は次のようになるだろうと書いている。「これからは役に立つ・儲かるといった「実用的な価値」と、人々の共感を呼びこむ「感情的な価値」、社会全体にとってプラスであるという「社会的な価値」のバランスをとることができる人が活躍していく時代になっていくでしょう」それは「「事実であるかどうか」よりも「自分が納得できるかどうか」に重きを置く人も世界中に増えてきています。」「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」 佐藤航陽著

 一方、岡嶋裕史氏は自著「メタバースとは何か」でリアルでなくても構わない人が増えていくとし。

「リアルな世の中が、生きにくくなっていることは、ここまでにも述べてきた。基本的な路線は、個人の自由の拡大である。それ自体は良いことだと思うのである。私も不自由よりは自由の方がいい。」と書いている。

 メタバースの世界はユートピア(理想郷)の世界なのだろうか、それともディストピア(暗黒世界)なのだろうか。どちらもあることでバランスが保たれ深みのある世界が出現するのだろう。結局世界は対立するものがあって初めて成立するのだ。ウクライナも、北朝鮮も、アルカイダも、それらがみななくなったとしても新たなる脅威が出現するだろう。メタバースが世の中の本質を我々に教えてくれる日が来るだろう。


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 今日はそんなとこです。


 では


中森慶滋
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2022年06月04日

自転車通勤


 中森です。

 気候が過ごしやすく気持ちいいので自転車に乗りたくなった。とはいえ競技用のスピードの出るやつではなく、一般的な通勤用の自転車である。自転車屋さんに買いに行き、今週お店までの5kmを自転車で通勤してみた。久しぶりの自転車に初めて乗ることができた子供のころを思い出す。風を切って走ると爽快で健康な感じが心地よい。忘れていたものを取り戻したような感じがする。


 明日は石川県薬剤師会の総会だ資料を読み込むため今日はここまでですみません。

 では

 中森慶滋
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2022年05月28日

黒部名水マラソン2022


 中森です。

 先週の日曜日、黒部名水マラソンに出場してきた。とはいえフルマラソンではなく10kmのマイペースコースである。晴天の朝6時30分頃自宅を出発する。駐車場に車を停めシャトルバスに乗り込んでしばらくすると会場についた。そこには長蛇の列が待っていた。抗原検査の結果をその場で見せなくてはいけないからだ。僕は家でして陰性を確認したキットを持ってこなかったので、もう一度同じキットをもらいその場で行った。この流れはとてもスムーズになっていて素晴らしいと思う。会場で陰性が確認できたものが参加することになるのだ。抗原キットでの陽性者はいないことになる。

 会場はお祭りのようなにぎやかさで好天にも恵まれ多くの人がこのイベントを楽しんでいる様子を伺うことができる。また運営者の人たちからも歓迎の気持ちが伝わってきてとても気持ちがいい。高橋尚子さんが挨拶をしている。彼女からは会場を盛り上げようという気持ちが伝わってくる。9時になった。フルマラソンの出発だ。オン・ユア・マークといいそのあとに号砲が鳴った。その瞬間空砲の花火が打ちあがる。威勢のいい太鼓の音が聞こえる。さあ走るぞという雰囲気が伝わってくる。参加する人たちそれぞれに苦しみは大きく存在している。普通に3時間程度で走れる人たちも、途中歩き出し5時間台でゴールになだれ込む人も。皆それぞれに目標があるため楽な人は一人もいない。

 我々10km組は9時40分の出発だ。しばらく涼しそうな噴水の脇でのんびりと出発を待つ。ブルーのゼッケンが10km組だ。前回の10kmランは1時間3分32秒だったので、今日こそ目標の1時間切りを目指したいと思う。今回7分台(1km)で走れば楽に1時間10分程度でゴールできる。しかし6分というこの1分の違いは大きいことをよく知っているつもりだ。5分台で普段近所を走ったことはない。それほど僕にとっては大きな壁なのだ。

 オン・ユア・マークの後号砲が鳴った。ゆるゆると動き出した。A〜Dまであるうちの僕はC組だ。時計は8分台。ランナーが多くてゆっくりしか走れない、そのためは6分台にするためどんどん追い抜いて行った。しばらくすると6分05秒程度で安定した。ここでさらに5分台にするためにスピードを上げようとするのだがとても難しい。しかも天気はいいだけに炎天の暑さが全身を覆う。そのため一か月前とはずいぶん違うコンディションにつらさが次第に増幅していくような気がする。

 黒部市の海沿いの町を駆け抜けていく。とてもこじんまりとしていて清潔感あふれる街に好感を持つ。なかなか5分台にはいかないどころか6分10秒と次第に後退してきた。そのうちスピードは遅くなっていくのがわかる、とても苦しい。ウォーリーのコスプレをした女性が並走しだした。道端で応援している人から時々ウォーリー頑張ってという声がかかる。苦しいものの後半に差し掛かる海沿いを走るのでとても気持ちがいい。

 折り返し地点に差し掛かったのだろう、ランナーたちとすれ違う。小さな橋を駆け上がったそこから前を見ると折り返し地点はまだまだ先のようだ。これが結構つらい、すれ違っている人たちはみな僕よりもだいぶ前にいる人たちだ。これから折り返してこなければいけないことを考えると精神的にストレスを強く感じる。1kmほどすれ違いながら走っただろうか。やっと折り返し地点でUターンする。これからは自分よりも後ろの人たちとすれ違うので精神的に余裕が出てくる。そして出発地点へと向かう。

 足は全然持っているのでまだまだ走れるが苦しみは肉体的なものではなく精神的なものだと心の中で言い「メンタル・メンタル」とささやく。時計はすでに6分18秒を指している。加賀温泉郷マラソンと同じぐらいだと多少落ち込むが過酷な日差しと気温の中でのランなのでこんなもんかなと思う。結果1時間3分52秒、男子1034人中554位。600人ぐらい出場した女子も入れるとちょうど真ん中くらいかもしれない。

 完走者には10kmなのにメダルももらえ、カニ鍋もいただいた。さらにいろんな屋台があってもてなそうという気持ちがとてもうれしく感じマラソンの疲れをいやしてくれた。黒部という町の印象をとても素敵に感じる素晴らしい大会であった。


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今日はそんなとこです。

では


中森慶滋
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2022年05月21日

35分からの舞


 中森です。

 今朝車の中でカレン・ソウサの重苦しいジャズがかかっていた。
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 昨夜聞いていた分にはそれでいいのだろうが朝はさすがにきついのでトラックを飛ばしたらユジャ・ワンのラフマニノフのピアノ協奏曲第三番が流れてきた。指揮はベネズエラの若き天才グスタボ・ドゥ・ダメルである。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC3%E7%95%AA-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC2%E7%95%AA-%E3%83%AF%E3%83%B3-%E3%83%A6%E3%82%B8%E3%83%A3/dp/B00FW67H6M


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 今年の金沢で開催された「風と緑の楽都音楽祭」では小山実稚恵氏がラフマニノフピアノ協奏曲第二番を弾いた。三番よりも有名なこの曲は、様々なピアニストが弾くのを聞いてきたいわば聞きなじんで曲であるため、聴衆にはいろんなポイントがあり比較して聞いてしまう。そのため相当難易度は高くなっている。小山氏のピアノもいろんな意味で感想を持つことになるのだが、感性の違いという点で彼女よりも上が相当いるものだという結論に落ち着いた。

 ユジャ・ワンまだ35歳という才気走る天才ピアニスト。彼女(中国語: 王 羽佳、Yuja Wang、1987年2月10日 - )は、中国出身のピアニスト。6歳からピアノを習い始め、北京の中央音楽学院、フィラデルフィアのカーティス音楽院で学ぶ。2000年代後半より世界各地の指揮者やオーケストラと共演、ドイツ・グラモフォンでの録音もおこない、技巧、表現、公演におけるカリスマ性ともに高く評価されている。(wikipediaより)

 彼女のピアノは女性的なツンデレ系のピアノである。それは僕にとって極めて正確でダイナミックなピアノ演奏を意味する。ここまで音をはずさず力強くありかつ繊細なピアノは、これまで存在しているどの巨匠たちから感じられることはなく新しい音楽を聴いているような感じがする。

 「風と緑の楽都音楽祭」コルネリア・ヘルマンのシューマンピアノ協奏曲も感動した。彼女のダイナミックなピアノ演奏は繊細なオーケストラアンサンブル金沢に乗せて美しく心に響いたのだ。

 そして舞踏家の田中民氏が四重奏団が奏でるブラームスに合わせて舞台に舞った。ところがブラームスと踊りがなかなか合わないのか、踊りがちぐはぐなのだ。田中氏がMCで舞の説明をすると観客席は和み始めた。しかしクラシックとの相性は良くないのか田中氏の方が音楽を受け入れていないというかクラシックを恐れているかのような感じがした。そのような時間が過ぎていった。しかし35分ほど経った時、音楽と舞が急にシンクロしだしたのである。それからは奇跡を見るかのような素晴らしい踊りであった。こんな瞬間に出会うことを期待して観客は足を運ぶのだと思われるほどの美しい舞であった。


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 明日は富山県の黒部市に行き黒部名水マラソンに出てくる。とはいえ10kmなので明日もマイペースで走ろうと思う。気分転換にちょうどいい距離だ。


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 今日はそんなとこです。

 では

 中森慶滋
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2022年05月14日

ローマの休日


 中森です。

 昨夜は久しぶりにローマの休日を見た。思い出したのは眞子さま。この件で以前このブログで書いた。「眞子様から眞子さんになった今回のご結婚は、一人の女性が人権を回復し籠の中から自由に羽ばたくことができた解放の物語なのだ。」映画の中で「ジェラート食べて髪を切るの。」というのを実現していくアン王女様。素敵な休日の物語である。それを王子様に出会い現実化した眞子さまは素敵だ。
 http://zenkaidou.sblo.jp/archives/20211120-1.html


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 ウクライナ情勢の本が発売され出したので先日来何冊も買って読んだ。文芸春秋の「日米同盟VS.中・露・北朝鮮」も読んだのであるがこの戦争の核心部分がよくわからない。
フィンランドの36歳のサンナ・マリン首相が来日しNATOへの加盟を申請する意向があるという報道があったが、https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA111PX0R10C22A5000000/
 今朝の朝日新聞にはフィンランドは100%天然ガスをロシアから輸入しているとあるが、天然ガスや石炭のロシアの依存比率は大きい。ロシアからの供給が途絶えてもいいのだろうか。https://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN2MY1FY.html


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 わからないことだらけだ。泣

 今日はそんなとこです

 では


 中森慶滋
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2022年05月07日

ささやかだけれど、役に立つこと

 中森です。

 気候が程よく暖かくなり、先週までの寒さがうそのようである。連休中の朝食も久しぶりに中庭のテラスでいただいた。パン、ヨーグルト、サラダ、ベーコン。新緑を眺めながらコーヒーを飲む。このテラス用のテーブルと椅子を買ったのは去年だった。それからは今の気候になると外で食事をするようになった。リゾート地に来たような雰囲気を自宅で楽しむ。

 そんな新緑の季節のなかレイモンド・カーバーの短編集を20年ぶりぐらいに再読した。息子の誕生日に取りに来るからと言い妻がケーキを注文することから物語は始まる。誕生日を迎える朝、息子は歩いて学校に行った。交差点に来た時、車が彼を跳ね飛ばしたあと何もなかったように走り去っていった。交差点に残された息子は救急車で病院に運ばれた。しかしいつまでたっても息子は目を覚まさなかった。両親は交替で息子の看病にあたった。

 夫が家に帰ると電話が鳴った。その男は息子の名前を言いケーキを取りに来ていただけないと。といっていた。混乱しているうえに状況がわからない夫はいたずら電話だと思い電話をガチャンと切った。家に帰るたびにしつこく何度かその電話はかかってきて、そのたびに夫は電話を切った。3日後、息子は昏睡のまま亡くなってしまった。悲嘆に暮れている夫婦が家にいるときまた電話がかかってきた。夫はこんな時にまたあのいたずら電話だといい、妻はあの悪党殺してやりたいといい電話を切った。そのとき妻は自分が注文していたケーキを引き取ってほしいという電話であることにはっと思い当たった。二人はショッピングセンターのケーキ屋さんに行った。ケーキを注文した両親が来たとわかるとケーキ屋の主人は怒りまくり二人を罵倒し続けた。そして3日前のケーキをお金はいらないから持っていってほしいといった。

 夫はこれまでの顛末と息子が結局昏睡から意識がもとらないまま亡くなってしまったことをケーキ屋のおやじに伝えた。すると彼は急に我に返り「本当にお気の毒です」と言い、テーブルの上に両肘をついた。そしてパン屋のおやじは話し始めた。

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 パン屋が孤独について、知友年期に彼を襲った疑いの念と無力感について語り始めたとき、二人は肯きながらその話を聞いた。この年までずっと子供も持たずに生きてくるというのがどれほど寂しいものか、彼は二人に語った。オーヴンをいっぱいにしてオーヴンを空っぽにしてという、ただそれだけの日々を繰り返すことが、どういうものかということを。パーティーの食事やらお祝いのケーキやらを作り続けるのがどういうものかということを。指のつけねまでどっぷりと漬かるアイシング。ケーキについた小さな飾りの新郎新婦そういうのが何百と続くのだ。いや今ではもう何千という数になるだろう。誕生日。それだけのキャンドルが一斉に燃えあがる様を想像してみて下さい。あたしは世の中の役に立つ仕事をしているんです。あたしはパン屋です。花屋にならなくてよかったと思っています。花を売るよりは、人に何かを食べてもらう方がずっといいです。匂いだって。花よりは食べ物の方がずっといい。

 「ささやかだけれど、役にたつこと」レイモンド・カーバー著 村上春樹訳
 「大聖堂」村上春樹翻訳ライブラリー、レイモンド・カーバー短編集より

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今日はそんなとこです。



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中森慶滋
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2022年04月23日

加賀温泉郷マラソン10km

 中森です。

 4月10日10kmをWebの地図で計測してコースを決め近所を走った。自宅から広小路まで走り折り返してくるというもの、意外とこれがきつかった、大した坂ではないと思ったのであるが弥生までの緩やかな登りが体力をどんどん奪っていった。信号待ちで時々止められるのもきつい。ペースが乱されるし休む感覚に体が頼ろうとすると青になり動き出す時、余計つらく感じるのだ。

 翌週の17日加賀温泉郷マラソンの10kmに出場するため8時ごろ家を出た。駐車場には意外と早く着いた。そこからシャトルバスに乗って加賀市陸上競技場まで移動する。競技場に入り9時になったときフルマラソンの集団がスタートして走り去っていった。先頭集団は日本レベルの強靭な体格をした本物のランナーたちである。集団の後半になるとマイペースで走る市民ランナーがそれに続いていた。

 それらを見送った後体育館に入り着替える。10kmはのんびりした市民ランナーが中心かと思いきや、見るからに立派な体格をしたランナーたちが着替えていた。僕が勝てそうな雰囲気の人はいない。皆それぞれにアンダーウエアを着たりタイツをはいたりして暑くも無く寒くもない微妙な気温の変化に対応しようとしていた。僕はタイツをはき上半身にはランニングシャツ一枚で走ることにする。一息つきバニラ味のカロリーメイトを食べる。フルの時とは違い緊張状態にはなってなくて落ち着いている。普段15-6kmを走っているので距離に対する不安は全くないのだが、1時間に固執している自分にどう折り合いをつけようかと悩んでいたのだ。楽しんで7分ぐらいのマイペースで走ろうかと思っていたのだが、せっかく出場するからには行けるところまで5分台で走ろうと腹をくくりだしたのである。しかし5分台で走るときの苦しさはジムでよく知っているので不安が先走る。

 20分前にトラックに整列しだした。しばらくすると気持ちのいい陽気につられ花見をするようにみんな座りだした。僕も座ることにする。ゲストの増田明美さんが挨拶をする。「みなさーん、のんびり座っていていいですね。フルの人たちは緊張していたのかみんな立っていましたけれど、こんなうららかな春の日和には10kmぐらいがちょうどいいですね。フル走るなんて「あほ」ですわ。明日は仕事になりません。今日は10kmを走りゆっくり温泉でも入っておいしいものを食べてくださいね。」拍手が起こり和やかな雰囲気に包まれる。そろそろ5分前です、との声にみんな立ち上がりだす。GPS腕時計の始動を設定する。

 ピストルが鳴った。さあスタートだ。競技場からしばらく急な坂を下っていく。折り返し戻ってくるので最後の一番つらいときにこの坂を上らなければいけない。時計は坂を下っているので5分30秒を示している。このまま行けるところまで行こうと思う。普段より早く走っているので若干つらいもののまだまだついていけそうだと思う。前半部分はとにかく抜かされ続ていく。5人抜かされ2人抜いていくといった感じで落ち着いていった。しばらくすると再び下り坂に差し掛かる、楽なのはいいければ折り返しの苦しさを若干心配する。時間は5分の後半になってきた。3.9km過ぎたあたりで折り返してきた先頭ランナーとすれ違う。見るからに鍛えられた肉体とランナーとしての素質を備えた走りに目を奪われる。しばらく走って遠くを見ると誰も走っていないエリアが見えてきた。その手前が5kmの折り返し地点だということになる。

 折り返しを無事通過する。これからしばらくは自分よりも遅い人たちとすれ違いながら走ることになる。誰ともすれ違わなかったらどうしようなどと思いながら走った。そこそこ僕の後ろにいたので安心する。登りに差し掛かる。20mほど登るのだ。自分が登っていることを考えないようにとにかく一歩一歩歩みを進めることに専念しようと思う。上り切ったとき、あまりのつらさにこの先そらにを走っていったフルの人たちはほんとにすごいなと思う。

 左折して競技場のほうに上っていく。カーブを曲がるとゴールかと思いきや登りが続いている。さらにカーブを曲がっても登っている。これはきついと思う。フラフラになりながらトラックになだれ込む。これを約一周しなくてはならない。金沢マラソンでは100mほどのランで終わったのでトラックに来た時にやっと終わりだと思いながら走ったものだが、ここにきてあと350mというのはほんとにきつい。前を観ず下を見て距離を考えないようにした。GPSは6分18秒を指していた。今回も一時間切れなかったと思うのだが、自分なりにつらさにがん張ってタイムを落とさなかったので若干の達成感を感じていた。そしてゴール。フラフラになり倒れこむ。フルの3時間台の人たちもゴールして来ている。

 マラソンはそれぞれの能力に従って皆目標は違う。僕は1時間を切ること。今入ってきているフルの人たちもそれぞれの目標があったのだろう。それがこの競技の素晴らしいところなのだ。自分との闘いにいかに満足するか落ち込むか、自分だけが持つ意味の達成感との戦いなのだ。
 今回はフルの時のような挫折感はそれほどなく若干の達成を感じられたのでそれでいいかなと思い会場を後にした。結果1時間3分34秒 男子217位/323人 部門31位/65人 全体306位/520人であった。


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 今日はそんなとこです

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中森慶滋
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2022年04月16日

ロシア側がますます強くなる


 中森です。
 ウクライナでの戦争の報道が毎日ニュースの冒頭にあるが、客観的にその内容は正しいのだろううか。大筋はそれでいいのだろうが細部となると情報は偏向されているのではないかと疑問がわくこともある。先週に引き続いて田中宇氏のインターネットに公開されている記事より読み解いてみたい。

 ブチャで数十人以上の市民が何者かに殺されたのは事実だろうが、この殺戮の犯人が誰であるかは未確定だという。その犯人は実は英米が育てたウクライナ極右民兵団ではないかという。ウクライナにはロシア系ウクライナ人という人たちがいてその人たちが殺され、ウクライナ側はそのウクライナ民間人がロシア軍に虐殺されたと言っている可能性があるというのだ。

 また西側NATOを含むアメリカ側は一方的な国際法違反のロシア敵視策をとり続けているが、中国インドBRICSなど非米諸国はロシアを敵視していないのは周知のことである。しかし地下資源の大半はその非米側が握っているため西側NATOアメリカ側の諸国は貧困に陥っていく。これからのウクライナを除いた新冷戦は最終的にこれまで資源を供給してきた非米側の勝ちになるという。

*-*-*-*-*-*--**
 西欧は対露制裁に参加しているが、今後もロシアから天然ガスなどを輸入し続けるため、抜け穴を多く作ってある。米欧はロシアの銀行を、貿易代金の決済に使うSWIFTのシステムから除名する制裁をやったが、それには例外があり、欧州などに天然ガスを輸出しているロシアのガスプロムの銀行部門など、欧州との貿易に必要なロシアの3つの大手銀行は例外扱いされ、SWIFTから除名されていない。ロシアからドイツに天然ガスを送るノルドストリームの第2パイプラインは完成したのに止められたままだが、第1パイプラインは止められずにガスを送り続けている。欧州は今もロシアから天然ガスを輸入している。だから欧州経済は大不況だけど何とか回っている。そんな中で米国はドイツに「短期間で終わるはずだから、ロシアと完全に縁を切る経済制裁をやろう。そうしないとプーチンを潰せないよ」と強要している。 (So Many Holes In SWIFT Sanctions On Russia, They Are Useless) (Russia "Weaponizes Energy", Warns It Could Cut Off European Gas Supplies Via Nord Stream 1)
ロシアが負けそうだと勘違いして自滅する米欧
2022年3月26日   田中 宇
*-*-*-*-*-*-**
 さらに
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 ロシアがルーブル払いを拒否する欧州諸国へのガス送付を止めないのは、欧州(独仏)を加圧しつつも追い詰めず、ロシアとの交渉の座につかせて外交的な譲歩を引き出したり、強硬にロシア敵視したい米英ポーランドと、あまりロシア敵視したくない独仏の間の米国側の内部対立を広げたいからだろう。 (Russia adjusts gold buying strategy) (Bank Of Russia Eases More Capital Controls, Allowing Euro & USD Withdraws) (Ruble Surges To 5-Month Highs After Russia Unexpectedly Slashes Rates By 300bps)
(略)
 プーチンのロシアは今後もずっと米国側から敵視され続ける。プーチンは、むしろそれを歓迎している。米NATOは、過激なロシア敵視を続けるほど、ロシア敵視をしたがらない中立諸国に対する脅しや敵視を続け、中立諸国は米国を嫌ってロシア側についていく。すでに世界の資源類の大半は、親露もしくは中立な諸国が持つ利権になっている。米NATOがロシア敵視を続けるほど、世界の資源がロシア側に属する傾向が加速する。米国側よりもロシア側(非米側)が豊かになる。これまで経済的な理由で米国側についていた諸国が資源を買うために、しだいにロシア側に寄っていく。以前は許された「中立」がもう許されず、どちらかを選べと詰問された諸国は資源のある側を選ぶ。ロシア側がますます強くなる。 (Russia Urges BRICS Nations To Create Own 'SWIFT' System, Warns 'Sanctions Are Destroying International Order')
まだまだ続くロシア敵視の妄想
2022年4月13日   田中 宇
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 明日は3年ぶりに開催された加賀温泉郷マラソンの10kmに出場する。出場の条件としてPCR検査を14日以降にして17日の開催日まで有効の証明が必要だ。うちの薬局はPCRやっていないので近所の薬局にお願いして検査してもらった。昨日メールで陰性の結果が届いた。一時間を切りたいと思うのだがまあ無理なのでマイペースで楽しんで走ってこようと思う。折り返しまで半分を過ぎたあたりで先頭のランナーが折り返してきてすれ違う時、人間の可能性のすごさに驚くのである。


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今日はそんなとこです。


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中森慶滋
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2022年04月09日

Spring can really hang you up the most

 中森です。

 春である。桜が美しい。日本に生きてきてよかったと感じる瞬間である。春になるとあるジャズのスタンダードナンバーを思い出す。Spring can really hang you up the most。 とてもマイナーな曲でジャズファンでも知らない人も多い。「春になるとあなたのことを思い出すわ」という悲しい歌。春に恋人と別れたのだろう。エラ・フイッツジェラルド、ダイアン・リーブスー、ジャズではないがリッキー・リー・ジョーンズも歌っていたであろうか。そしてakikoが歌うのをライブハウスで聞いたことがある。ピアノのソロに入ったとき彼女は涙を流しているのに気がついた。

 それからしばらく経った時、akikoのデビューアルバムの冒頭に収録されている曲がSpring can really hang you up the mostであることを目にしてあっと思ったことがある。彼女にとってとても大切な曲なのだ。
 ※「hung up」という動詞は失恋の話でよく使われ、誰かのことがずっと頭から離れないことを言う。
 

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曲目リスト
1 スプリング・キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モスト
2 ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ
3 ドンチャ・ゴー・ウェイ・マッド
4 クレイジー・ヒー・コ-ルズ・ミー
5 クローズ・ユア・アイズ
6 ガール・トーク
7 スウィート・ジョージア・ブラウン
8 フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
9 ナイト・アンド・デイ
10 枯葉
11 ハニーサックル・ローズ
12 ボーン・トゥ・ビー・ブルー
13 リム・ショット-オン&オン

 これからは春になると市民が巻き添えになったウクライナを思い出すかもしれない。

 ウクライナ情勢は素人なのでよくわからないが、開戦当時次の記事を見つけたのを覚えている。欧米のNATO各国がウクライナに武器を提供している。これは民間人が戦闘に加わることを支援するものでありロシア軍の敵は武装民間人となる。その結果民間人がロシア軍の標的になってしまうのではという記事である。

 それが現実となり多くの民間人が殺されている。

*-*-*-*-*-*-*--**

すでに極右民兵は、首都キエフなどの住宅街の中にトラックに積んだ地対空砲を持ち込み、住民を「人間の盾」として使いつつ、上空の露軍機を攻撃したりしている。露軍機が極右に反撃すると「露軍機がキエフの住宅街を空爆した」という話になり、欧米日のマスコミがロシア敵視を喧伝する。ウクライナ極右が住民を人間の盾として使う非道なテロリストの戦法をしていることは無視される。欧米日のマスコミは、米英諜報界が発する歪曲情報を鵜呑みにして喧伝する。マスコミは諜報界の傀儡であり、その点で同じく米英諜報界の傀儡であるウクライナの極右勢力と「義兄弟・同志」の関係にある。マスコミは自分たちの本性を語らないし、ウクライナの本質も報じず、歪曲を喧伝し続ける。 (US Officials Make Grim Prediction for the Fall of Kyiv: Report)
(略)
ウクライナは、極右に乗っ取られたままだと「アフガン化」しかねない。欧米のNATO諸国は、ウクライナに大量の武器弾薬を送り込むと言っている。ドイツはスティンガー(携帯式地対空誘導ミサイル)を500発と、携帯式の対戦車砲を1000発をウクライナに供与する。オランダもスティンガー200発、対戦車砲50発を送る。ベルギーやチェコ、スロバキアも似たような兵器を送る。これらはウクライナの誰が使うのか。これらの携帯用の兵器は、政府軍などの正規軍が使うというより、ゲリラや民兵団など非正規軍が使うものだ。スティンガーなどが活躍するのは非正規戦争の戦場だ。今後のウクライナでロシア軍と戦う主な勢力は、政府軍でなく、非正規軍である極右の民兵団だ。彼らは市街地に立てこもり、住民を「人間の盾」として使いつつ、アパートのバルコニーや屋上の影や、公園の木立の間から、ロシア軍の飛行機や戦車を狙って撃ってくる。その時に、ドイツやベルギーなどが供給したスティンガーなどの携帯用兵器が使われる。 (Russia's Military Announces Bigger "Advance In All Sectors" As Zelensky Vows Ukrainians Will Fight)

この住宅地に立てこもる極右民兵団にロシア軍が反撃すると、アパートが破壊され、住民が死傷する。美しいキエフやその他のウクライナの街が、カブールやベイルートやアレッポみたいな廃墟になっていく。何万人かのウクライナ市民が死に、その何10倍かの市民が家を壊されて難民になる。ウクライナは非正規戦争になり、アフガン化する。この戦争を起こしたのはロシアだ、プーチンだ。米欧日のマスコミや権威筋(諜報界傀儡)が勝ち誇って非難する。ドイツやオランダやベルギーといった人権重視の美しい国々がこれからウクライナに供給するスティンガーなどは、このように「活用」されていく。欧州市民はさぞ嬉しいだろう。 (In "Devastating" Move, US Weighs Sanctions On Russia's Central Bank As Germany Backs "Targeted" Removal Of Russia From SWIFT)

「ウクライナがアフガン化するかも」
2022年2月27日   田中宇
https://tanakanews.com/220227russia.htm
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今日はそんなとこです。

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中森慶滋
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2022年04月02日

西金沢プリンスロード商店街


 中森です。

 4月17日に開催される加賀温泉郷マラソンの事務局から手紙が来た。コロナ感染症対策として参加者はPCR検査を義務付けた。ただし陰性証明の有効期間は3日間とする。そのため14日からの検査が有効となるらしい。ところがうちでは抗原検査のみでPCR検査はやっていない。近所の知り合いの薬局の管理者に話をするとすぐに手はずを整えてくれて14日の朝にPCR検査を受けることができることになった。一旦は参加をあきらめたのだが2万人が参加した東京マラソンも同様の対応を求めていたという。主催者側としては安全に対する責任もあるので理解することはできる。

 とはいえこの大会、僕は10kmに参加するのだが一時間切りを狙えばいいのか楽しんで走ってこようかまだ迷っている。僕のレベルで1時間切るのは相当無理をしなくてはいけないからだ。これまでの最高記録は1時間14秒。だが3年前の話でどんどん体力は落ちているのでそれを基準には考えられなくなっている。

 先々週の日曜日久しぶりに近所を走った。これまで走っていたコースとは違い、新しいコースを設定した。西金沢駅を通るコースだ。西金沢には数十年前に父の経営する薬局兼自宅があり、そこで僕は子供時代を過ごした。しかし現在は西金沢駅前の道路はもうほとんど通ることすらなくなっていた。幹線道路が西金沢駅の周囲にでき車の流れがすっかり変わってしまったからだ。

 西泉から左折をして、細い旧道を走る。この辺りに私立高校があるため部活のために来たのだろう高校生が何人か歩いている。西金沢駅を利用しているのだ。

 西金沢は昭和の時代に商店街として栄えていた。ある日警察官が薬局に来ていた。父に何しに来ていたのかと聞くと皇太子が津田駒を視察するため西金沢に特急電車が止まりそこから車で津田駒まで行くらしい。そのため西金沢に問題を起こすような人はいないか事前に聞きに来たという。平成天皇がまだ皇太子であった昭和の時代の話だ。

 到着を予定していた時間の数分前大阪方面の遠くに特急電車のヘッドライトが光っているので見えた。「来たぞ来たぞ!!」と八百屋のお兄さんが声を上げた。西金沢商店街のよく見る顔がみんな揃っている。寿司屋さんも床屋さんも花屋のお母さんも。スーパーに買い物に来た人たちも外に出て固唾をのんでいる中、特急電車が秒まで合わせたオンタイムで到着した。西金沢に特急電車が止まったのは長い歴史の中、これが最初でおそらく最後なのだろう。

 皇太子さまが美智子さまと降りてきた。歓声が上がる。皇太子さまが手を振っている。車に乗り込んだ。万歳を叫ぶ者もいる。新聞社から渡された日の丸を皆振りながら一生で一度の将来の天皇の姿を目に焼き付けようとしていた。美智子さまは上品に何度も車の中でお辞儀をしていた。


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 その時の様子の写真をWEBで見つけた。

 皇太子さまと美智子さまが商店街を通ってから2-3年たった時、西金沢商店街に何か素敵な名称をつけようという機運が高まり、商店街の人たちが集まり協議をし出した。フラワー商店街だとかオリオン商店街などといったものの中にみんなが頷く名前があった。
「西金沢プリンスロード商店街」
 この商店街を皇太子さまが通っていったその思い出を名前にしようというのだ。その結果全会一致で西金沢プリンスロード商店という名称が決められた。


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 西金沢プリンスロード商店街をジョグで走る。シャッターが下りている店が多い。ケーキ屋さんはまだやっているのだろうか。老朽化した店構の花屋さんは営業をしているようだ。銀行はすでになくなっている。大きな邸宅があったところにドラッグストアーができている。スーパーの跡地は宅急品の配送センターになっていた。お寺は拡張して敷地を広げている。僕の時間は止まるとともにかってプリンスロード商店街と名付けられたころの風景がオーバーラップする。商店街はすでに崩壊しその残渣がかろうじて残っていた。

 ところが西金沢プリンスロード商店街をネットで調べてみて驚いた。
 商店街はすでにさびれてしまっているが、いま金沢のアイドルの聖地として西金沢は生まれ変わろうとしていたのだ。


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 北陸新幹線の橋脚の下を走りながらしばらく僕はこのコースを走ってみようと思った。



今日はそんなとこです。

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中森慶滋
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2022年03月19日

6km


 中森です。

 加賀温泉郷マラソンが4月17日に開催される。蔓延防止措置の中東京マラソンが実行されたのでおそらく中止にはならないものと思われる。エントリーしたのは10kmラン。楽しんで走ってこようと思うのだが、やはり記録も気になる。これまでの10kmランの最高記録は1時間14秒。1時間を切りたいのだが加齢とともにジムで走っても早く走るとすぐ苦しくなるのですぐにスピードを緩めてしまう。そのためジムでは10kmを1時間7分程度とかなり遅いペースで走っている。これを7分縮めるというのは相当きつい。

 先日、僕の誕生日ということもあり家内と山代温泉に行ってきた。夕食金沢の地ビールを夕食に何本か飲んだらそのまま眠ってしまい、読もうと思って持って行った本は1ページも進まなかった。最近本がたまってきて、未読の本が数十冊もある。昨日読んだ内田樹氏と岩田健太郎氏の対談本「リスクを生きる (朝日新書) 新書 2022/3/11発売」の中で内田氏は自宅にある膨大な本の中を2割しか読んでいないというのを読んで安心したのであるが、本屋に行くとついつい本を買ってしまう。これが僕のささやかな内向的な趣味だからしょうがないかとあきらめる。

 翌朝食事をし、お風呂に入ってから、旅館の部屋に戻りウエアに着替え走り出した。外とジムとでは走った感覚が違うため加賀温泉郷マラソンに向けそれを取り戻そうと思ったのもあるが、最近宿泊すると決まってその周囲を走るというのが定着している。去年は珠洲を走り千里浜そして和歌山城を周回した。

 緩やかな下り坂を山代近郊の住宅地を走っていく、スピードは驚異的に早い5分30秒台だ。フルだと3時間後半のペース。このままだと2キロ程度で失速してしまうと思うのだが、意外とこのペースでも苦しくないことに気が付く。それでもゆっくりとペースを6分台にしていった。国道に出て山代温泉方面へと戻りだす。その日はとても暖かく顔からは汗がだらだらと落ちていく。

 見上げるとはるか遠くに山代温泉が見える。今回の設定距離は6km、ジムでの6kmはあっという間に終わるのだが実走だと道路の状態や歩道の状態などいろいろ変わるのでその点負荷がかかり楽には走れない、そうこうしているうちに国道から山代温泉へと向かう緩やかな登りの直線道路に入った。向い風が強く走りにくい。距離のことは考えないようにただ足元の側溝を見ながら走る。気が付くと温泉街に入っていた。30分程度しか走っていないのだが、10kmをジムで走ったような疲れ具合だ。

 温泉のお風呂に入ると全身が温まってきた。その至福の瞬間を楽しんだ。


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 中森慶滋
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2022年03月12日

Imagine


Imagine
above us only sky



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2022年03月05日

17.21km


 中森です。

 昨日担当している小学校に環境検査に行き養護の先生にコロナの現状をお聞きした。そこで理解したことはこれまでとは違い現在のオミクロン禍では社会が感染者を受け入れている様子であった。これまでは感染した児童の名前を教えろだとか、感染対策をしっかりやれなどといった強烈な父兄の意見が飛び交ったようなのだが、今回は粛々と感染の事実に皆対応しているという。

 木曜日ジムに行って走ってきた。その日行かないと日曜日まで行けなくなってしまい週一のジムが途絶えてしまうのだ。不思議と一週間たつと自然に走りたくなってしまうのもあるのだが、木曜日はそれほどモチベーションが上がっていなかった。走り始めたのだが、そのせいか足が重いような感じがする。そんなときはコロナに感染したので体調がよくないのではと悪い風に考えてしまうのだが、いつも走り出すとその不安は次第に消失してしまうので気しないようにして走り出した。Queenのベスト盤をMP3プレーヤーから流す。これでだいたい一時間、その後チャイコフスキーのピアノ協奏曲を流した。それで約30分。シューマンのピアノ協奏曲の第三楽章で約10分。合計1時間40分で15kmを走ったことになる。Queenはいつもあっさりと終了するのだが、チャイコフスキーあたりで精神的にやめたくなる。つらくなってくるのだ。だからと言ってフルマラソンの時のような足が痛くて走れなくなるだとか、乳酸がたまっている状態とは違うのだが気持ちが自分に負けてしまって挫折感とともにトレッドミルから降りるのである。

 ところが木曜日の場合Queenを二周目に入り1時間20分ほど聞きチャイコフスキーに移動した。その時点でもまったく体に負荷がかかっていないことに気が付いた。こういう時は無限に走れる気になるのだ。音楽を楽しみながら走る。シューマンのピアノ協奏曲、なんてかっこいいんだろうと思う。時間を全く気にせず走りつづけ気が付いたら17.21kmを走っていてトレッドミルから降りた。苦しみながら16kmを普段走っているのだが楽しみながら17.21kmを走った。この違いはとても大きい。

 そういえば来月の4月17日の加賀温泉郷マラソンの10kmにエントリーしている。1時間切りを目指すか、楽しんでマイペースで走り1時間6分程度でゴールするか迷っている。これまで1時間を切ったことはなく1時間14秒が最高の記録である。ジムで楽しんで走った距離だと10kmは1時間6分のペースだ。この6分は僕にとってとても大きい、6分だと1kmの距離を縮めなくてはならないからだ。さあどうしようか、悩むところだ。

 今日はそんなとこです。

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 中森慶滋
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